航空無線のすべて2010 [無線]
「航空無線のすべて」が今年も発売された。
付録でAIR BAND DATA BOOK 2009-2010がついており、エアバンドの周波数だけではなく、自衛隊コールサインリストや、機種別所属基地リスト、機体に描かれる部隊マーク一覧等の情報が掲載されている。
航空無線のすべて2010の内容を簡単に紹介すると
第1章 民間機のエアーバンド
旅客機の交信方法や周波数、マスコミヘリやドクターヘリの無線等
第2章 軍用機のエアーバンド
サンダーバーズ・ブルーインパルスの交信、自衛隊&米軍機の受信にチャレンジ等
第3章 データ通信とエアーバンド
KG-ACARS、KG-HFDL、SBS-1eR、AirNavRadarBox等の情報
第4章 受信機材とエアーバンド
受信機カタログ(ハンディー機・固定機)、オススメアンテナカタログ等
となっており、これらの情報を元に、後日KG-HFDLの受信環境を構築したいと思っている。
KG-ACARSがVHF帯のデータ通信を受信するのに対し、KG-HFDLはHF帯(短波帯)のデータ通信を受信するもので、周波数特性によりVHF帯よりも広範囲の信号を受信する事ができ、国際線の機影を追うことが可能になる。
短波帯を受信する事は、ハンディータイプの広帯域受信機でも可能だが、実際の所はおまけ程度の受信性能しか持たないため、ハンディータイプの広帯域受信機でKG-HFDLシステムを構築するのは、なかなか厳しいのではないかと思っている。
幸い自分は、若かりし頃にアマチュア無線にどっぷりと浸かった経験があり、HF帯(短波帯)を受信可能な無線機を所有しているため、アンテナさえ何とかすればシステムを構築できる可能性は高そうだ。
KG-HFDLについては、後日ごぞごぞとやった結果を報告したいと思う。
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