カード大好き! [雑感]
チンチラシルバーLARAののんびりDAYSのLARAさんから、2000niceの記念カードをいただきました~
2000nice!達成おめでとうございます!! 2000niceとはすごいですね!
これからもお邪魔させていただきますのでよろしくお願いいたします(^^)
カードといえば、漂流人は学生時代に集めていたカードがあるのです。
皆さんCB無線って知ってますか~?
映画トラック野郎で、トラック同士の連絡に大活躍していた無線がCB無線なんですね。
しかし、このトラックに積まれていたCB無線は日本の法規に合致しないハイパワー違法無線だったのです。
日本の電波法ではCB無線の出力は0.5Wでアンテナは本体のロッドアンテナのみ、チャンネルは8チャンネルまでとなっているのですが、映画に出てくるCB無線はアメリカの法規に則って輸出用に作られた無線機で、出力5W(それ以上にアップされた物もあった)でアンテナは外部アンテナでチャンネルは40chもあったのです。
映画だけではなく、実際に多くのトラックにこの輸出用CB無線機が搭載され、テレビやその他の無線通信に妨害を与えて社会問題となりました。
その様な中、学生を中心に正規のCB無線を使って遠距離通信を試みる運動が80年代に盛んに行われており、漂流人も中学時代にCB無線を楽しみました。
正規のCB無線は、通常1~2kmまでの短距離通信にしか利用できない代物でした。
しかし27MHzという周波数帯は、夏場の空高くに短時間だけ出現するスポラディックE層という特殊な電離層によって電波が反射され、思いも寄らない遠距離まで電波が届く時があるのです。
Wikipedia:スポラディックE層
上のカードは、通常2kmほどしか届かない電波が、なんと愛媛から茨城まで(約700km)届いた記念に交換したQSLカード(交信カード)なのです。
交信できただけでも奇跡的なのに、なんとこの日は2度も交信に成功し、幸運に恵まれた夢の様な一日でした(^^)
(コールサインを全て載せると個人が特定できますので一部モザイクを入れました)
CB無線以外にBCLラジオも当時流行っていました。
BCLラジオとは、短波帯の周波数を使用して、海外から日本向けに放送している電波を受信するラジオです。
当時は今の様にインターネットや衛星テレビなんてありませんでしたから、当時の学生は遠い異国の地から届く電波に心躍らせながら聞き入ったものでした。
このカードの放送局は、アメリカのヒット曲を日本向けに放送しているサイパンの放送局でしたが、短波帯という一般的ではない周波数のため、あまり多くの人たちに聞かれる事も無く、自然消滅的に放送終了への道を歩みました。
「スパーロックキョイ!K!Y!O!I!サイパン! この放送はスーパーロックキョイ サイパンよりお送りしております」というナレーションの後に、最新のアメリカのヒット曲が流れてきて、当時はかっこいいな~と聞き入っておりました(^^) コカコーラの英語のコマーシャルも流れていたと思う。
放送を受信した場所と電波強度等のレポートを放送局宛に送る事により、後日お礼としてカードが送られてくるシステムとなっておりました。
この他、ロンドンBBCのカード等も持っております。
高校生になると、もっと遠くとコミュニケーションをとってみたいと、アマチュア無線の免許を取りました。
アマチュア無線となると、最下位(4級)のライセンスでも出力10Wでの交信が可能となるため、国内の比較的近距離なら普通に繋がる様にはなったのですが、やはり北海道や沖縄はなかなか繋がりにくい憧れの地でした。
上のカードは筑波EXPO85会場に特別にオープンした無線局と交信した時に交換したQSLカードです。
(距離云々ではなく、EXPO専用の特別なコールサインが貴重なカードです)
こちらは当時憧れの北海道と交信して頂いたカードです。
歌志内線廃止に反対する地元アマチュア無線家たちが、全国に反対をアピールするために交信されていたのですが、交信(85年)から3年後の88年に残念ながら全線廃止となったようです。
左のコールサインにモザイクを入れておりませんが、こちらはクラブコールで個人ではないため消しませんでした。(左のクラブに所属する右のコールサインの個人さんと交信したと言う事です)
こちらは青森の浅虫水族館の開館1周年を記念して地域住民の方から発行された交信証です。
かふぇママさんの近く(高速を使ったら)ですよね~ 行った事ありますか~?
電波状態が良ければ海外の無線局と交信する事も可能です。
当時の日本は、アマチュア無線が流行となっており、国際的に日本に割り振られたコールサインが満杯になり不足するほどの無線人口だったのですが、海外ではまだまだ裕福層の贅沢な遊びといった感じでした。
日本人が気軽に開局してマナーを無視した交信を行い、日本周辺諸国から迷惑がられた時代もありました。
上のカードは韓国の局と交信して頂いたカードなのですが、その国の文化がわかるカードで当時お気に入りでした。
残念ながら、この後韓国にもアマチュア無線ブームが訪れて、日本と同じ道を歩む事になります。(経済の流れと一緒ですね)
こちらのカードは海外なのでいいだろうって事でコールサインにモザイクを入れませんでした。
こちらは少し遠くで、オーストラリアのクリスマス島と交信して頂いたカードです。
クリスマス島の形の下にあるマークの中のオーストラリアが日本の地図とは逆さを向いている所が興味深いですね。
当時はこの他にも地球の裏側のブラジルと交信したカード他、海外のカードをたくさん持っていたのですが、どこかへ行ってしまって、探しても出てきませんでした。
最後に、当ブログも前回の記事で記念すべき100記事1000niceを達成する事ができました!
記念すべき1000nice!をポチッてくれたp-aniさんに、記念カードを発行させて頂きたいと思います。
プラモ名人のp-aniさんに対して、子供の作ったスキマとバリだらけのプラモでカードを作るなんて、ふざけ過ぎでしょうか?(^^;)
狙ってみました・・・
どうか御笑納頂けたらと思います(^^)