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互換インクを試してみた [気になる商品]

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我が家の複合プリンター EPSON PM-A890がイエローインク切れで印刷できなくなった。

今まで互換インクの類は不具合を恐れて使用した事は無かったのだが、このプリンターを購入し4~5年目に突入したため、そろそろヘッドも限界に近づいているだろうと、近い内での買い換えを視野に入れた上で互換インクを試してみる事にした。

ネットでは怖いくらいに安い物から純正の特価品と大差ない価格の物まで、いろんなメーカーの品があふれかえっていたのだが、純正カートリッジをそのまま使用でき、ある程度有名メーカーの品という事で今回はサンワサプライの「つめかえインクキット」を購入した。

価格は純正の特価品が5千円後半なのに対し、この品は4千530円(Amazon)で4回分のインクが入っている。

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箱を開けるとAセット(インクボトルと説明書)と

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Bセット(ICリセッター他交換用部品)が入っていた。

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まずはICリセッターで、インク切れになった純正カートリッジのカウンターにリセットをかけてインクが満タンになったと認識させる。

カセットについているプリント基板接点にリセッター押しつけて、LEDが赤から緑になったらリセットが完了だ。

このICリセッターが同梱されているため、今後の使用時もWindows上でインク残量を確認する事ができる様になる。

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インクノズルに近い方のシールド穴にボールペン等で穴をあけ、イエローボトルを挿し込んであふれる寸前までゆっくりとインクを注入する。

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あふれる寸前まで注入できても、まだ半分ほどしか入っていないため(内部が仕切り構造になっている?)、付属のインクタンクを注入穴に挿して指定量のインクを入れ、ノズル部に注射器をさしてエアーを吸引する事によって残りのインクを注入する。
(細かい事を書くと、インクタンクの先につけるノズルを写真では間違っています。本来は黒いゴム状の同サイズ品を使います)

注射器側に吸い出されて来たインクは、付属の保存ボトルに入れ、次回以降に無駄なく使用する事ができる。

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インクタンクを挿していた注入口に付属のゴムプラグで蓋をすれば交換作業が完了。

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Windows上の印刷設定画面で確認するとイエローが満タンになっている。

説明書によると、まずはヘッドクリーニングモードを一度かけた上でノズルのチェックプリントでかすれが無いかを確認する事になっている。

今回は全く問題なし!

なかなか面倒な交換手順ではあったが、自分の考え方からすると「面倒な作業=手抜きのない理にかなった作業」とのイメージが強いため、特にこの手順に不満を覚える事は無かった。

しかし年賀状をぎりぎり最後の日に印刷していてインク切れを起こし、夜中にこの作業を行った上で年賀状印刷作業を行う程の余裕が無い時には、ちょっと面倒に感じるかも知れない。

今回交換作業を行ってプリントしてみたのだが、今の所特に不具合といえる物を感じる事は無かった。

これまでは5千円前後のカートリッジが約半年で無くなっており、何かを印刷する度にインクの減りを気にしていたのだが、ほぼ同じ金額で4倍使用できるというだけで、インクの減りを気にせずにジャンジャンプリントする気になれたのはとても良かったと思う。

この互換インクに対しては、いろいろな意見があるため非常に難しい問題だとは思うのだが、ひとつの意見として参考にしていただけたらと思う。

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